世界には2種類の人間が。

ソフトウェア工学が楽しい。あれは非常に役に立つ。理学でなくて工学がこんなに楽しいと思えるとは。
先生の教え方も良い感じ。あとでまとめよう。

とりあえずひとつだけ。うろ覚えだが。
「テストの際にすべきことを挙げるのは簡単だが、すべてを挙げるのは難しい。」
テストとはソフトウェアのコーディングのあとのテストのことだが、これはいろんなところに当てはまる。その例を挙げるのは簡単だがそれをすべて列挙するのは難しい。
すべてを列挙するには、広い視野と豊富な知識と経験と観察力等さまざま必要であるがそれらを全部列挙するのは難しい。
過去の偉人が偉人足りえたのは、一世界(もちろん人類にとって価値のある世界、e.g.数の世界)の全てを余すところなく分割もしくは列挙したことが大きいのだと思う。
イデアを挙げるだけでは弱いのだ。もちろんそれも時には十分に価値があることなのだが。


「世界には2種類の人間しかいない。己を磨く人間とそうでない人間だ。」と言われて誰が納得するのだろう。
「その他」や「否定」を入れてしまったら全てを包含できるに決まっているではないか。
「人間は2種類に分けられる。「狩猟民族」と「農耕民族」だ。」というように、価値のある分野でかつ的を得ている言及に限り強大な説得力を持つのだ。が、その条件を全てを列挙するのは難しい。


まとめ。必要十分である、とはこれ以上無いほど強い言及をしているのだけどそれが真に至上であるかどうかは言及するのに躊躇せざるを得ない。