メンデルスゾーン交響曲3番「スコットランド」2楽章

Felix Mendelssohnといったらまずメンコンなのだろうけど。

スコットランドもいいよな。
やたら爽やかな曲。2楽章は。俺のクラシック導入曲。



スコットランド1楽章もそうなのだけど、メンデルスゾーンて曲のイメージを変えずに盛り上げるのうまいなーと思う。3段階くらいに分けでじわじわ盛り上げてるかな。主題を中心にアレンジ楽しんでるよねこのひと。第2主題はOb.とCl.が蝶々の番のように絡む様は聞いててなかなかに楽しい。
終盤の強奏はコンバスティンパニがいい味だしている。高弦の旋律のあと、木管金管が代わる代わる前面に出てきて全体として旋律を形作る。いいなあこういうセンス。旋律から外れたバイオリンの動きも楽しいし。
こういう曲は爽やかに弾くのが難しい気がする。全体的に金管を隠して木管を際立たせている。あと低弦のピチカート。Hr.がダブルタンギングで大活躍(大変そうだ)。Tp.とTb.は強奏時の補強だけかな。


Wikipediaも見とくか。
何度も出てくる木管の旋律はスコットランド民謡からインスパイアされたらしい。交響曲3番とあるが此れは出版順についた番号で、実際には最後(5番目)に作られた交響曲と。
関係ないけどMendelssohnて「メンデルの息子」て意味なのか。そういやsohnは息子だったな。
うお、編成にトロンボーン無かった!とすると時折裏で吠えているのはホルンか。
はからずも今年は没後200年であったらしい。