ブルックナー5番

1枚目。

ブルックナー:交響曲第5番

ブルックナー:交響曲第5番

画像がないな。ヴァントの指揮しているジャケットなのだが、このシリーズは結構好きだ。以前に8,9を買っている。
9番がいいね。渋いおっさんがいい味出してる。
ブルックナー:交響曲第9番
Bruckner No.5は1枚持っていたのだが(ブルックナー:交響曲第5番/ゲオルグショルティ)、そのときの印象は4楽章のボーンしか残っていない。とにかく強烈なトロンボーンに他が全てかき消されていて、それが気に食わなかった。今聞いたら違うかもしれないが。


クラシックは他のジャンルと違い、作曲者と演奏者の組み合わせが幾通りも存在する。そこが面白いとこなんだろうけど、少々面倒な所でもあり、初心者は何から手をつけたらいいか判らない。俺はわからんかった。
何か1曲について良く知りたいのなら、少なくとも2種類を聞いてみる必要があるんじゃないだろうか。1つ目が自分の中で基準となり、2つ目で指揮者(演奏者)の差がわかる。それ以降はコンサートに行ったときでも楽しめるだろう。同じ曲を聴いても新たな感動が生まれることがある。


それはともかく、ブルックナー5番。

Anton Bruckner
Symphony No.5 in B flat major

  1. Introduktion (Adagio) - Allegro
  2. Adagio (Sehr langsam)
  3. Scherzo. Molto vivace (Schnell)
  4. Finale. Adagio - Allegro moderato

ブルックナーを聞いていると、番号が増えるごとにブルックナーの成長が見れて面白い。まだ全部聞いていないが。ブルックナーが作曲を始めたのが40近くらしく、少しずついろんなことを試していった様が判る。4番ではやや単調な感があったメロディーが色彩豊かになっている。
2楽章がいい。ある友人はBrucknerのScherzoがかっこいい、と言っていたが、俺はAdagioがセンスがあって好きだ。5番はScherzoも好きだけど。終楽章のボーンもちゃんと他と交じり合ってた。終楽章後半がまた格好良い。
5番いいね。人気あるのも理解した。