Me
thinkpadx31のHDDを20GBから120GBに換装.
以下を参照してリカバリ領域のコピーに挑む.
http://homepage2.nifty.com/emotom/x31/x1.htm
http://www.akamoz.jp/you/konjaku/x40/hdd.htm
http://www.komaba.utmc.or.jp:10080/~plaster/diary/?0508
DOSのVersion見てみると
D:\RECOVERY>ver
Windows Millennium [Version 4.90.3000]
との表示が.こんなところでMeに出会うとは.
作業を進めていくと,fwrestore.exeが見つからない.と言うか実行ファイルが全く見つからない.
FreeDOSだとBINというディレクトリが存在するらしいのだけど.ない.
とりあえずMeは嫌いになった.
以下引用。
HPA(IBM的には「Hidden Protected Area」、Phoenix的には「Host Protected Area」)とは、BIOSベンダーであるPhoenixによる「サービス区画」のこと(「Access IBM Predesktop Area」も「Phoenix cME Console」のカスタマイズ版と推測)。DtoDのリカバリー用DOS環境とリカバリー用データ、「Access IBM Predesktop Area」のデータ、DOS版PC-Doctor等から構成されている。
[参考] Phoenix: Phoenix cME Understanding FirstWareX30までとは違って、専用ツール以外ではアクセスできない=普通の手段では見ることも削除することもできない。普通のパーティションではないという点で、歴代の「サービス区画」の中でも異色の存在。ただし、中身的にはFAT32でDOSな世界。
HPAのバックアップ・レストア
[参考] IBM: Predesktop Area white paper - Access IBM: hpa_aibm.pdf(のAppendix)バックアップの手順としては、大体以下のようになる。
- 予め本体内のHDDか、ウルトラベースX3の2nd HDDアダプター内のHDDに(いずれにせよDOSから見えるところ)FAT32のパーティション(DOSのツールを使うのでNTFSは不可)を作成しておく。
- DtoD のリカバリー画面からF3キーでDOSのコマンドプロンプトに落ちる。バーチャル・ディスケット状態のA:のRECOVERYフォルダから FWBACKUP.exeとFWRESTOR.exeを1.で作成したパーティションかフロッピーディスクに(要は後からDOSで見えるところ)コピーする。
- DOS環境からFWBACKUPを実行し、HPAのバックアップイメージファイルを1.で用意したパーティションに作成する。
fwbackup file=c:\imgset size=620(予め用意したパーティションが本体内のHDDにあるC:の場合。ファイル名はIBMによる説明の例を借りて「imgset」とした。サイズは620と指定すれば650MBぐらいのファイルに分割して作成される)
これで、合わせて約3GBになるファイル5つ(モデルによって異なる)が作成される。
4. 3.で作成したファイルをCD-R等にコピーしておく。レストアの手順としては、大体以下のようになる。
- バックアップしたファイルをDOSから見えるFAT32のパーティションに用意しておく。
- DOS環境からFWRESTORを実行し、1.のバックアップイメージファイルからHPAを復元する。
- レストア先のHDDがウルトラベースX3の2nd HDDアダプター内にある場合
fwrestor file=c:\imgset drv=2(「imgset」という名のバックアップイメージファイルがC:にある場合。drv=2指定でレストア先がウルトラベースX3内のHDDとなる)
- レストア先のHDDが本体内のHDDにある場合
fwrestor file=d:\imgset(「imgset」という名のバックアップイメージファイルがD:にある場合。drv指定なしでレストア先が本体内のHDDとなる)
なお、HPAはHDDの末尾の約3GB(モデルによって異なる)を占有して作成されるので、レストア先のHDDは末尾にその分の空き(拡張パーティション内の空きは不可)が必要。その場合、このHDDにある既存のパーティションは影響を受けない。