嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん / 入間人間

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読んでいくと、自然に二人の人物が思い出される。「いーちゃん」と青髪のサヴァンだ。
読むほどにその思いは強まっていくわけだが、そんなことはどうでもよく、164ページあたりで笑いが止まらなくなる。俺だけかもしれんが。一種理想的な方法だよな。とか思った。


俺も、
彼女を怒らせてしまって、
彼女の目の前で、
彼女の幸福を祈りながら、
落ちたい。
まあ、嘘だけど。


きっとおそらくただの推測にすぎないのだけど一部希望を交えて言ってみるなら、筆者は青いサヴァンの物語を読んで、自分の内に戯言使いを見出してしまい、それを違う形にしてアウトプットしたんじゃないだろうか。同じ匂いがする。
どちらも、非常に心地よく、始終ニヤニヤしながら読んでた。同類なのだろうか。
これ読んでる様子を見ると、俺狂ってんのかなとか少しだけ思う。
正常なのは明らかなわけだが。嘘だけど。


頭の中でずっと流れていたBGM。落ちる前の服用は効果的かもな。